少子化対策?

 2021年の日本の出生数は、過去最少の81万人だったという。日本全国の出生数が札幌市の人口の半分以下ということだ。少子高齢化が言われてるが、効果的な対策がないままである。少子高齢化の原因はいろいろあると思うが、根本的には子供を産めるのが一定年齢の女性だけだということがあると思われる。

 将来、医療や科学の進歩で、男性も子供を出産できるようにならないものか?以下、私の妄想である。

 ips細胞というのがある。男性の細胞から子宮のips細胞を作れないのだろうか。これを男性の胃なり、大腸なりに移植して培養すると、男性の体にも子宮が作れるのではないか。その子宮に受精卵を着床させれば、胎児が育つのではないか。出産は帝王切開にならざるを得ないが、男性も妊娠、出産できるようになるのではないか?

 男性も妊娠、出産できることになれば、少子化問題の解決につながらないだろうか。また、男女差別やジェンダーの問題も男性が妊娠、出産できることになれば、根本的な価値観が変化するように思う。

 非現実的な話だが、100年後にはあり得ない話ではないような気もする。