メガネ

　中学校１、２年生の頃からメガネをかけています。小学校時代は１．５くらいの視力があったのに、中学生になって急速に視力が落ちました。裸眼では０．１を切る視力で、結構度の強いメガネをかけています。メガネを外すのは顔や頭を洗うときぐらいで、下手をすると眠るときもメガネを外さないまま寝て（落ちて）いるときすらあります。温泉の大浴場などメガネがくもってわずらわしいのですが、メガネなしだと岩場や段差でつまずいてケガをしそうなのでメガネが手放せないのです。

　数年前までは、とにかく視力が出るメガネをかけていれば良かったのですが、そうもいかなくなりました。老眼がはじまったためです。近眼だとなかなか老眼にはならないなどという俗説を信じていた私ですが、老眼はまったく容赦なくやってきました。

　視力の出るメガネだと細かい字が見づらくなりました。視力を上げることに妥協して、細かい字を見るのが楽なメガネを普段は使っています。普段使っているメガネでは、矯正視力は０．５くらいだと思います。

　このメガネだと運転中に札幌市内の交差点にある「北○条西○丁目」の看板が見えないので、もう１つ主として運転用のメガネを使っています。運転用のメガネだと矯正視力は１．０くらいだと思います。車を運転していて往生するのは今まで行ったことのない場所に行く場合です。私の車にはナビが付いていませんので、道路地図を参照するわけですが、運転用のメガネだと道路地図がよく見えないのです。信号待ちの間に、メガネを外して道路地図を確認するわけですが、もたもたしているうちに信号が青になってしまい、なかなか目的地への道順が確認できません。

　普段道を歩いているときは、度の弱い方のメガネをかけているのですが、最近通りがかりの知人の顔がよくみえず、知人だと気付かないことがしばしばありました。裁判所の近くでは、同業者の方をしばしばお見かけするのですが、相手に会釈されて初めて気がつく始末です。さらに視力が落ちてきているのかも知れません。

　また、衣替えで衣服が夏向きのものになったのも原因です。男性だとスーツがワイシャツになるくらいでそれほど印象が変わらないのですが、女性の場合、コートなどの冬服と夏服でがらりと印象が変わりますし、夏向きにヘアスタイルを変える方もいるからでしょうか、この２、３日で顔見知りの女性弁護士や裁判官を無視してすれ違ってしまったことが何度かありました。そろそろ道を歩くときも運転用のメガネが必要なようです。

　なお、相手の顔がわかっても、誰だか名前を思い出せないことも珍しくなくなりました。目だけではなく頭も老化しているのかも知れません。